
インプラントは、失われた歯を再現するために効果的な選択肢のひとつです。
自然な見た目が得られ、歯の機能を回復させるだけでなく、噛み合わせも再現されるため、咀嚼能力が向上します。
これにより、食事がしやすくなり、全身に関わる健康状態の向上にもつながります。
当院では、患者さまにできるだけ負担をかけないインプラント治療を心がけており、
手術や治療後のケアも丁寧に行い、安心して治療を受けていただけるようサポートしています。
インプラント治療には、以下のメリットとデメリットがあります。
当院では、将来にわたり安心して食事を楽しんでいただけるようなインプラント治療に努めています。
チタン製のインプラントは、骨や歯周組織としっかり結合し、高い安定性を誇ります。
また、日本で開発されたインプラントも採用しており、患者さまに合った治療をご提案しています。
インプラント治療は、単に歯の見た目を再現するだけでなく、噛み合わせや咀嚼機能も回復させ、快適な食生活を送っていただくための治療です。
当院は、患者さまの幅広いニーズに対応したインプラント治療を行い、安心して治療を受けていただけるようサポートしています。
※保険適用外の自費診療となります。
顎には大切な神経や血管が多く存在するため、できるだけ組織を傷つけないよう手術を行うことが大切です。
インプラント治療をご希望される患者さまにはCT検査を行い、従来のレントゲンでは見逃しがちな細部まで確認することで、より正確な診断と安全性の高い手術が可能になります。
また、当院ではコンピューターシミュレーションをはじめとした最新の医療機器を駆使して、インプラント治療の必要性や安全性をしっかりと検討します。
外科手術に伴う不安を少しでも解消するために、患者さま一人ひとりの状態に合わせた綿密な治療計画を立て、安心してインプラント治療を受けていただけるようサポートしています。
インプラントは骨に埋め込んで十数年以上機能し続けるものです。
当院では、インプラント治療の安全性を担保し、「品質の高さ」「治療実績」を重視したうえで信頼のおけるメーカーのインプラントを使用しています。
また、患者さまのさまざまなご要望にお応えできるよう、複数メーカーの選択肢をご用意し、ご案内しております。
当院では、世界的に信頼されているストローマン社(スイス)製のインプラントを採用しています。
ストローマンは、70カ国以上で導入されているインプラントブランドで、信頼性の高い製品として世界中の歯科医師から選ばれています。
ストローマンのインプラントは、「SLActive®」という特殊な表面加工が施されており、骨との結合が早く、治癒期間の短縮が期待できます。
チタンとジルコニウムの合金「Roxolid®」は、従来のチタンよりも強度が高く、骨の量が少ない方や細い部位にも対応しやすいという利点があります。
世界で1,000万本以上の埋入実績があり、臨床研究も豊富。科学的根拠に基づいた安全性の高い治療が可能です。
BLX(ビーエルエックス)インプラントは、ストローマン社が開発した「即時荷重」に特化したプレミアムインプラントシステムです。
骨の硬さに関わらず、安定した初期固定を得やすいため、抜歯直後の埋入や治療期間の短縮が求められる方に適しています。
骨の硬さに関わらず、安定した初期固定を得やすいため、抜歯直後の埋入や治療期間の短縮が求められる方に適しています。
特殊なスレッド(ねじ)構造により、骨にしっかりと食い込む設計になっており、治療初期から安定感が高いのが特徴です。
そのため、条件が合えば**抜歯したその日に仮歯を入れる「即時荷重」**も可能になります。
この組み合わせにより、骨が少ないケースや全身状態がやや不安定な方にも対応しやすくなっています。
即時埋入や即時荷重のために設計されたBLXは、従来のインプラントでは難しいとされていたケースにもチャレンジできる可能性を広げています。
ネオデントは、南米ブラジルで1993年に誕生したインプラントメーカーで、現在はストローマングループに属しています。
世界で1500万本以上の実績があり、信頼性とコストパフォーマンスを両立したインプラントとして、日本国内でも徐々に導入が進んでいます。
ストローマングループの技術を活かしながら、比較的リーズナブルな価格帯を実現。
経済的負担を抑えつつ、安心感のあるインプラント治療が可能です。
ネオデントインプラントは、「Acqua™(アクア)サーフェス」という親水性の高い表面加工が施されており、骨との早期結合が期待できます。
ストローマン製インプラントと一部パーツが互換しているため、治療後のメンテナンス性や長期的なパーツ供給の面でも安心です。
ネオデントは、世界中で使用されており、十分な臨床実績と信頼性があります。
プラトーンインプラント(PLATON IMPLANT SYSTEM)は、日本で開発・製造されている国産インプラントシステムです。
1990年代から国内の臨床現場で導入され、日本人の骨質・骨形態に適した設計で、多くの歯科医師に選ばれています。
日本人は欧米人と比べて顎の骨が薄く、硬さにも違いがあります。
プラトーンインプラントは、日本人特有の骨質・骨量を考慮した設計で、フィット性が高く、治療の精度向上に貢献します。
すべて日本国内で製造・出荷されており、高い品質管理とスムーズな部品供給が特徴です。
長期的なメンテナンスにも安心です。
プラトーンは、インプラント本体・パーツ構造がシンプルで、治療やメンテナンス時のトラブルが少ないのも魅力の一つです。
日本国内の臨床現場で20年以上の使用実績があり、多くの症例が報告されています。
当院では、患者さまの症例により、メスをほとんど使わないインプラント埋入方法を採用することも可能です。
骨の状態に問題がない場合には、サージカルガイドと呼ばれるガイドを使用した手術を行っています。
CT検査やシミュレーションをもとに、あらかじめインプラントを埋入する位置や角度を正確に決めたガイドを作製し、その使用により歯ぐきを大きく切り開くことなく手術を進めることが可能です。
傷の治癒が早まり、患者さまの負担を減らしながらより快適に治療を受けていただけます。
※保険適用外の自費診療となります。
担当医師がカウンセリングを行い、インプラント治療に対する患者さまのご要望や、手術に関する疑問や不安などをお伺いします。
他の選択肢も含め、患者さまにご納得いただいたうえで治療を開始しますのでご安心ください。
その後CT撮影や歯型の採取などを行い、必要に応じてインプラント埋入のシミュレーションの結果をもとにサージカルガイドを作製します。
手術前にはクリーニングを行い、口腔内を清潔にして手術に進みます。
むし歯や歯周病がある場合は事前に治療を行いますので、安心してお任せください。
サージカルガイドをもとに手術を行う場合は、切開する範囲を最小限に抑えることが可能です。
※当院では、埋入(一次手術)完了時に費用の半額をお支払いいただきます。
埋入したインプラントの土台は、手術後3か月から半年ほど経過すると骨にしっかり固定されます。
土台の安定状態を確認したあと、人工歯を装着し、噛み合わせの調整を行います。
※人工歯の装着(二次手術)完了時に、残りの費用をお支払いいただきます。
インプラントは人工物のため、ご自身の歯のようにむし歯になる心配はありません。
しかし周囲に細菌が溜まると「インプラント周囲炎」と呼ばれる歯周病のような炎症を起こすことがあります。
治療後は定期的なメインテナンスにご来院いただき、インプラントを長くお使いいただけるようサポートします。
歯が抜けたままの状態を放置していると、抜けた箇所の顎の骨が溶けるように減少し、インプラントの埋入が難しくなります。
そのような場合には、骨を増やすための追加処置を行い、インプラントの土台を支えるために充分な骨量を確保することで、治療が可能となります。
当院では、患者さまの骨の状態に応じて、以下の治療を提案させていただいております。
骨が不足しているところに骨補填材や患者さまの他の部位の骨を入れるなどし、骨を再生していく方法です。
骨が欠損している箇所に患者さまの別の部位の骨や骨補填材を置き、さらに人工の膜を被せることで、骨の再生を促す手術です。
上顎の歯の生えていた部分から上顎洞粘膜を持ち上げて骨補填材などを入れ、骨造成の施術を行います。骨の厚みが8mm以上ある場合に適用となり、比較的狭い範囲の外科手術となります。
※保険適用外の自費診療となります。